私が恋人を作らないと決めている理由 |恋愛しない生き方を選ぶ

 

恋人がいないと言うと、こう思われることがある。

「本当は欲しいけど、できないだけでしょ?」

特に男性の場合、「弱者男性」という言葉とセットで語られることもある。

 

だが私は、恋人ができないのではない。

作らないと決めている。

これは言い訳ではなく、生活設計の結果だ。

 

なお、「恋愛をしないことで得たメリット」については別記事で書いている▼

恋愛をしないことで得た7つのメリット|お金・時間・自由はどれくらい変わるのか?
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恋愛を否定しているわけではない

誤解を避けるために、最初に明確にしておく。

  • 恋愛を否定していない
  • 恋人がいる人を否定していない
  • 結婚を否定していない

ただ、私の優先順位に入っていないだけである。

正解・不正解という話ではない。

単に「私にとっての最適解」という話だ。

 

私が恋人を作らないと決めている理由

理由1:金銭的合理性を見出せない

私は普段から、固定費を軽くする生活を好んでいる。

生活の変数が少ないほど、精神は安定する。

 

だが、恋愛にはどうしても継続的な支出が発生するものだ。

  • デート代
  • プレゼント代
  • 旅行やイベント費
  • 外食費
  • なんとなく増える雑費

否定はしない。

必要とする人もいるだろう。

 

しかし私は、

永続が保証されない関係に対して、継続的コストを払い続ける合理性

を見出せなかった。

 

「コスパが悪い」と言えば角が立つかもしれない。

だが少なくとも、私の価値観とは合わない。

それだけである。

 

理由2:時間の投資効率が低いと感じる

私にとって、お金よりも重要なのは時間である。

恋愛は、時間を使う。

  • 関係を築く時間
  • 連絡を取る時間
  • 会う時間
  • 維持する時間

そして人間関係は、努力とは別の要因で終わることもある。

ちょっとしたことでケンカが始まり、深い溝が生まれ、そのまま別れるなんてことも珍しくないだろう。

 

私は、「積み上がるもの」に時間を使いたいのだ。

  • 思考
  • 基盤
  • スキル
  • 生活の安定

恋愛が悪いとは言わない。

しかし、相手の気分次第で変化が生じるものに、時間を費やす気にはなれない。

私の目に恋愛は、「魅力的な投資対象として映っていない」のである。

 

理由3:好感度を常に意識する構造に無理を感じる

恋愛では、関係を良好に保つための配慮が必要になる。

  • 記念日を覚える
  • 相手を気遣う
  • 相手の機嫌や気持ちに目を向ける
  • ときにサプライズや演出を考える

それ自体は、とても尊い行為だ。

自然に楽しめる人もいるし、むしろそれを喜びと感じる人も多い。

 

ただ、私はそこに強い価値を置いていない。

常に他者の期待や視点を意識し続ける状態よりも、「自分のリズムで落ち着いて過ごせる環境」の方が、性に合っている。

自然体でいられない関係を無理に維持するよりも、「自分に合う距離感を選ぶ方が合理的」だと考えている。

 

これは優劣の話ではなく、適性の話である。

恋愛をしないという選択には、「自分の心の状態を安定させやすい」という側面があるのだ。

 

理由4:人間関係を広げたいと思わない

恋人ができると、その人との関係だけで完結しないことが多い。

  • 友人との交流
  • 家族との関わり
  • 職場や周囲との調整
  • 将来に向けた人間関係の広がり

世界が広がる、と言えば前向きに聞こえる。

実際、それを魅力に感じる人も多い。

 

ただ私は、人間関係を増やすことそのものを目的にしていない。

私が重視しているのは、関係の「量」ではなく「質」と「安定」だ。

 

関わる人数が増えるほど、時間や気遣い、調整の要素は自然と増える。

その負担を避けたいというより、最初から「自分に合う構造を選びたい」という感覚に近い。

私は、刺激の多い環境よりも、落ち着いたリズムで完結する生活を好む。

 

私は自分に適した生活を構築するために、

人間関係を拡張させるよりも、圧縮することを選んでいるのだ。

 

圧縮した生活はとても孤独である。

しかし、私は孤独になったことで幸せな生活を送れている▼

➡関連記事:孤独こそが最も幸せになれる理由

 

理由5:1人で成立する生活に不安がない

生活に必要なことは、基本的に自分でこなせる。

  • 炊事
  • 洗濯
  • 掃除
  • 家計管理

日常生活で困っていることは特にない。

 

もちろん、完全に孤独感がないと言い切るつもりもない。

人間である以上、ふとした瞬間に寂しさを感じることはある。

それでも、全体として見たときの満足度は高い。

 

私は、「誰かがいなければ生活が回らない状態」を前提にしたくない。

 

自分の力で生活が成立しているという感覚は、精神的にも安定につながる。

恋愛をしないという選択は、「依存ではなく自立を基盤にした生き方」である。

 

「恋愛できないだけだろう」と言われることについて

恋人がいない男性に対して、こんな評価が下されることがある。

「本当は欲しいけれど、できないだけだろう」

ずいぶんと便利な解釈だと思う。

 

本人に確認する必要もなく、

事情を想像する手間もなく、

ただ「能力不足」という枠に入れておけば話が終わる。

 

そう考える人がいること自体は否定しない。

ただ、私がその「短絡的な推測に合わせて人生設計を変更する理由」もない。

 

外から見えるのは結果だけだ。

だが私は、選択基準で生きている。

  • 欲しいのに手に入らないのか
  • そもそも優先順位に入れていないのか

その区別をしないまま語るのは自由だ。

 

だが、私の生活は自由ではない。

私が決めている。

説明もしない。

証明もしない。

 

誤解されたままでも困らないからである。

 

恋愛しない生き方は逃げではない

恋愛をしないことを、敗北や撤退のように語る人がいる。

だが、参加していない競技に順位はつかない。

競争に身を置いていない人間を、「負け」と定義すること自体が、すでに一つの価値観である。

 

少なくとも私にとって、これは回避ではない。

選択である。

 

人生は、すべてを取るゲームではない。

何を持つかよりも、何を持たないかを決めることの方が、その人をよく表す。

選ばなかったものがあるという事実と、失ったという評価は同じではないのだ。

 

欲しなかったものを所有していないだけ。

それを欠落と見るか、設計と見るか。

私は後者を選んでいる。

 

まとめ:これは主張ではなく、選択である

私は恋人を作らないと決めている。

それは、誰かに反発しているからでも、何かを証明したいからでもない。

ただ、自分の価値観と照らし合わせた結果である。

 

強がりでもなければ、負け惜しみでもない。

「強がる必要がない状態」を選んでいるだけだ。

 

恋愛を選ぶ人もいる。

恋愛を選ばない人もいる。

どちらが上か、という話ではない。

 

重要なのは、「その選択が自分の基準に基づいているか」である。

 

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