弱者男性である私が「アニメ」を見なくなった5つの理由【いつまでも好きだと思ってた】

この記事では、「弱者男性の私がアニメを見なくなった理由」を語っていきます。

 

私は典型的なアニメオタクでした。

アニメを見るのはもちろん、DVDやBDを購入したり、イベントに行ったりなど……。

しかし、現在は アニメが好きではなくなってしまい、アニメオタクも卒業してしまいました。

 

私自身はいつまでも「アニメが大好きなオタク」で生きていくつもり。

だったのですが、年齢が20代後半に入ってきた頃から徐々に「興味を失っていった」のです。

自分でも意図していない形で、アニメオタクを卒業することになったので、悲しみと驚きでしばらくメンタルが不安定でしたね(笑)

つくも
つくも

弱者男性でしかない自分には、「アニメオタク」でいることが一種のアイデンティティでもあったからな。今じゃただの「弱者男性」だぞ(泣)

 

では、どんな理由でアニメを見なくなったのか。

今回は、その理由について語っていきます▼

この記事を書いた人
つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

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弱者男性である私がアニメを見なくなった理由

結論からいうと以下のとおりです▼

  • 共感できなくなったから
  • 非現実的な展開に冷めてしまうから
  • 中二病の症状が軽くなってきたから
  • どれも似たような作品に感じてしまうから
  • アニメが好きではなくなったから

順番に解説していきます▼

1:共感できなくなったから

1つ目は、「共感できなくなったから」です。

アニメに登場するキャラクターの多くは、10~20代の若い人物ばかり。

アニメを見ていた頃は、私自身も10~20代だったため、アニメキャラに「共感できていた」ので楽しめていました。

 

しかし、自分の年齢が30代に近づいてくると「違和感」を覚え始めます。

そう、アニメのキャラクターたちに「共感できなくなっている」のです。

自分とアニメのキャラに年齢差が生まれたことで、実際に自分が若かった時よりも、感情移入することが無くなったんです。

つくも
つくも

特に主人公とその周りのキャラクターは、基本的に若い人物ばかりだからな

 

私は色々な事情で「ほとんど義務教育を受けていない」ため、学校生活への憧れがありました。

そんな自分にとって 特に「学園モノのアニメ」は、キャラクターに共感することで「学校生活を疑似体験している」ような気分になれたのです。

ですが、歳を取るにつれて共感できなくなり、疑似的に体験していた学校生活すら「強制的に卒業」することになってしまいました。

つくも
つくも

ちなみに当時の私が疑似体験していた作品は、『スクールランブル』と『魔法先生ネギま』だった。自分が「クラスメイトの一員」という感覚で見てたので、あの時は色々と救われていたな……。

 

自分が歳を取ることで「共感できなくなる」とは、思っていませんでした。

いつまでも「アニメキャラたちと同じ目線」で、異なる世界を楽しめるものだと思っていました。

でも、歳を取った今の私には「彼らが見ている世界」を見ることはできません。

 

今の私に見えるのは、「自分が弱者男性であるという残酷な現実」だけなのです。

 

ということで、1つ目は「共感できなくなったから」でした。

 

2:非現実的な展開に冷めてしまうから

2つ目は、「非現実的な展開に冷めてしまうから」です。

アニメはフィクションなので、都合よくドラマティックに展開が広がっていきます。

自分が若い時は、たとえ「非現実的なもの」であっても、アニメ世界のドラマティックな展開を素直に楽しめていました。

 

しかし、歳を取ると「現実」というものを知ってしまいます。

現実では、アニメのような「ドラマティックな展開」は、ほとんど起きません。

現実を知ったことで、アニメが「非現実的な展開である」ということを強く感じるようになり、そこで一気に冷めてしまうようになったのです。

つくも
つくも

「こんなこと現実じゃありえんわ」と、心のどこかで思ってしまうと、以降はずーっと冷めた目でしか見れなくなるんだよなぁ

 

私の場合は、特に「日常会話」に冷めてしまいます。

  • 会話がテンポ良く進む
  • ボケとツッコミがいて面白い
  • カッコいいことを言う人がいる
  • 可愛い仕草を織り交ぜながら話す

アニメでは上記のような場面がありますが、現実ではほとんどありません。

当然、アニメは創作物なので「セリフがあらかじめ決まっている」わけです。

それでも私は、「こんなこと言うやついるかよ」「こんな流暢に言葉が出てくるわけないじゃん」と、心のどこかで現実と比較してしまうのです。

つくも
つくも

現実での日常会話ってクソつまらないよな。テンポ悪いし面白くないし。

 

自分が現実を知ったことで、アニメを「非現実的な展開に感じて冷めてしまう」とは、思っていませんでした。

いつまでも「フィクションの世界に夢を見ることができる」と、思っていました。

でも、現実を知った今の私には、「彼らの世界に熱意を向けること」ができません。

 

今の私にあるのは、「何も展開が進まない弱者男性としての日々」だけなのです。

 

ということで、2つ目は「非現実的な展開に冷めてしまうから」でした。

 

3:中二病の症状が軽くなってきたから

3つ目は、「中二病の症状が軽くなってきたから」です。

アニメには、自分の中にある「中二病な部分を刺激する描写」がたくさんあります。

若いときは、そのような描写や場面を見て、「おもしろい!」「かっけええ!」と思っていました。

 

しかし、ある日を境に「そう思わなくなった」のです。

完全に思わないわけではないのですが、以前よりも「魅力的」とは思わなくなっている感じ。

おそらく、中二病っぽい描写や場面に対しても、「非現実的である」と強く感じてしまうからだと思います。

 

私の場合は、「主人公の態度」に違和感を覚えるようになりました。

  • 恋愛に興味がない無気力な主人公
  • 本当は成績優秀なのに隠している主人公
  • 世間を斜に構えて見ている主人公
  • 周囲の人物たちを少し大人の目線で見ている主人公

このような「気取った感じのキャラクター」や、いわゆる「やれやれ系なキャラクター」って、割と中二病な部分を刺激しますよね。

私も昔はこの手のキャラに憧れていましたが、歳を取ると徐々に「ガキのくせに斜に構えてんじゃねえよ」と、少しイラつくようになってしまいました(笑)

つくも
つくも

たとえば『涼宮ハルヒシリーズ』のキョン、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂京介などは、やれやれ系キャラの代表格だな

 

特殊能力に対しても、今では中二病ごころが疼きません。

昔は『とある魔術の禁書目録』などに出てくる、「漢字に横文字のルビを振った言葉」が大好きでした。

「超電磁砲」と書いて「レールガン」と読む、みたいなやつです(笑)

 

でも、今では 逆に冷めた目で見てしまいます。

「ああ、また漢字に横文字をあてがうやつか…」みたいに、ただぼーっと思うだけ。

しまいには「もう、この作品は見なくていいかな…」という感じで、見るためのモチベーションが下がってしまうのです。

つくも
つくも

こうなってしまった原因はよくわからんが、昔とは違って「カッコいい!」とは感じなくなってるんだよなぁ

 

大好きだったはずの「中二病っぽい表現」に、冷めてしまう日が来るとは思っていませんでした。

自分はいつまでも、「斜に構えた主人公」に憧れて、「イカしたネーミングセンスの特殊能力」に興奮するものだと思っていました。

でも今の私はそれらを見聞きすると、途端に冷めてしまい、興味を失うようになってしまったのです。

 

「中二病という興奮剤」が効かなくなってしまった今。

私のような弱者男性に残されているのは、度数の高いアルコールぐらいでしょうね。

 

ということで、3つ目は「中二病の症状が軽くなってきたから」でした。

 

4:どれも似たような作品に感じてしまうから

4つ目は、「どれも似たような作品に感じてしまうから」です。

昔は どんなにたくさんのアニメを見ても、いつも新鮮な気持ちで楽しめていました。

ですが、たくさんのアニメを見続けたことで、徐々に「類似点」が目に付くようになったのです。

 

  • 「この展開、どこかで見たような気がするなぁ…」
  • 「このキャラって、○○に出てたキャラにそっくりじゃね?」
  • 「これって○○と○○の話を組み合わせただけじゃん」

という感じで、どのアニメを見ても「他の似たような作品」が頭をよぎってしまいます。

多くのアニメを見てきたことが「経験値」として蓄積したせいで、脳内で「似た作品同士が勝手にリンクしてしまう」みたいな。

そのため、昔のように「新鮮な気持ちでアニメを見ること」が、できなくなってしまったのです。

 

「似たようなアニメ」は、もう見る気が起きません。

  • 大体の展開が読めてしまう
  • キャラクターに個性的な魅力を感じられない
  • 見ていても感情が動かされない

すべて「過去にどこかで経験している」ので、これ以上アニメを見ても、私には得られるものがありません。

つくも
つくも

先が読めるものほど、つまらないものはないからな

 

特に2010年代以降のアニメは、言い方は悪いですが「他の作品の焼きまわし感」が強いです。

根本のストーリーは別作品と似たようなもので、キャラクターだけを差し替えているような感じ。

10~20代の若い人ならば、アニメ視聴の経験値が低いので楽しめますが、30代を超えてくると「またこうゆうのか…」と思ってしまうんですよね(笑)

 

自分がたくさんのアニメを見てきたことが、「見れなくなる原因」になるとは思いませんでした。

いつまでも「新鮮な気持ちで楽しめる」もんだと思っていました。

でも今の私には、どのアニメも「過去の映像にしか映らない」。

 

今の私に見えているのは、「弱者男性として生きていく未来への不安」だけなのです。

 

ということで、4つ目は「どれも似たような作品に感じてしまうから」でした。

 

5:アニメが好きではなくなったから

5つ目は、「アニメが好きではなくなったから」です。

 

今までの紹介してきた、

  • 共感できなくなったから
  • 非現実的な展開に冷めてしまうから
  • 中二病の症状が軽くなってきたから
  • どれも似たような作品に感じてしまうから

これらの現象が起きてしまうと、もう「普通にアニメを見て楽しむ」ことはできません。

むしろ、アニメを見ることに「義務感を感じる」ようになるため、とても苦しい行為になってしまうのです。

 

「アニメが大好きだった自分」が「アニメが好きなはずの自分」に変わる。

そして、次第に「無理してアニメを見ている自分」になっていく。

いつの間にか自分の中で「アニメが好きではなくなっている」ことに気付いた時、私は絶望的な気持ちになりました。

 

アニメオタクであることが「一種のアイデンティティ」だった。

そのため、「アニメに興味を失った自分」というのが信じられなかったのです。

何者にもなれない弱者男性である自分が、アニメオタクであったことは、唯一の救いだったのだと思います。

つくも
つくも

あれ…? オレってオタクだったよな? アニメ大好きだったはずだよな…? なのに、なんで…こんな感情が……うっ…うううっ……

 

自分が歳を取ったことで、「アニメが好きではなくなる」とは思いませんでした。

いつまでもずーっと、「アニメが大好きで楽しめるもの」だと思っていました。

でも今の私は「アニメを楽しめない」し、もう「アニメが好きではない」んです。

 

アニメオタクではなくなった今の私には、「弱者男性という敗者の肩書き」しかありません。

 

ということで、5つ目は「アニメが好きではなくなったから」でした。

 

以上が、「弱者男性である私がアニメを見なくなった理由」になります。

まとめ

それでは、記事のまとめです。

ここまでの内容を軽く振り返って、終わりたいと思います。

 

「弱者男性である私がアニメを見なくなった理由」は、以下のとおり▼

  • 共感できなくなったから
  • 非現実的な展開に冷めてしまうから
  • 中二病の症状が軽くなってきたから
  • どれも似たような作品に感じてしまうから
  • アニメが好きではなくなったから

以上になります。

 

30歳を過ぎてもアニメが好きでいられると思っていました。

自分はずーっと、アニメオタクでい続けるだろうと思っていました。

 

でも、そうはならなかった。

 

自分でも意図していない形で、アニメへの興味は失われたのです。

完全に興味が無くなったわけではありませんが、今は「1年に1本」見るか見ないかレベル。

もう「アニメオタク」とは言えませんね(笑)

 

今の私は「ただの弱者男性」でしかありません。

アニメへの情熱を失った今、私の内側には「冷たく重い空気」が漂うのみです。

 

ここまで長々と見てくださって、ありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう。

(`・ω・´)< 記事の拡散をたのむぜ!

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つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

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