精神障害者が語る「正社員になること」よりも優先すべき3つのこと【無理はするな】

  • 精神障害者でも正社員を目指したほうがいい?
  • 精神障害者は非正規にしておいたほうがいい?
  • 正社員になってもメンタル保てるかな?

以上のような悩み・疑問にお答えします。

 

結論からいうと以下のとおりです▼

  • 自分のメンタルを優先する
  • 自分の今現在を優先する
  • 自分の思いを優先する

以上が、「精神障害者が語る「正社員になること」よりも優先すべきこと」になります。

 

精神障害者にとって、正社員になることが必ずしも最善とは限りません。

障害者という立場上、将来のことを考えて正規雇用を目指したくなる気持ちはわかります。

しかし、不安や焦燥感に駆られて自分の精神を蔑ろにしてしまっては、ますます症状が悪化していくばかりでしょう。

 

実際に私も重度の精神障害者であり、かつては正社員になることも考えていました。

しかし、自分のメンタルが持たないことが明白だったので、今は「非正規労働者として生きる道」を選んでいます。

非正規だと立場的には気軽であるため、精神的なストレスはほとんど無く、収入は低いけれど「幸福度の高い毎日」を送れています。

 

この記事では、精神障害者が「正社員になること」よりも優先すべきことを解説。

「本当に正社員を目指すべきなのか」に悩んでいるならば、多少の参考にはなると思います。

 

この記事を書いた人
つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

両親が亡くなったあと、自殺する予定で生活しています。

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精神障害者が語る「正社員になること」よりも優先すべきこと

結論からいうと以下のとおりです▼

  • 自分のメンタルを優先する
  • 自分の今現在を優先する
  • 自分の思いを優先する

順番に解説していきます▼

1:自分のメンタルを優先する

1つ目は、「自分のメンタルを優先する」です。

頑張って正社員を目指すあまり、自分の「精神状態を蔑ろにする」のはやめましょう。

正社員になれたとしても、過度なプレッシャーやストレスにより、余計に「症状を悪化させてしまう可能性がある」からです。

 

非正規雇用という、「不安定な立場」から脱したい気持ちはわかります。

しかし、正社員であることが必ずしも「精神障害者にとって良い雇用形態」であるとは限りません。

確かに非正規雇用よりも安定しているかもしれませんが、その分だけ、「業務内容も幅広く、仕事に対する責任も重たいもの」になってきます。

 

正社員になると、非正規雇用の時よりも「精神にかかる負荷」も非常に大きくなります。

仕事だけでなく、職場の人間関係にも気を配らなければならず、精神障害者からすると「気の休まる暇はほとんど無い」と言っても過言ではありません。

障害者に対して配慮してくれる会社ならまだいいですが、残念なことに「精神障害者に対する配慮を効果的に実践している企業はとてつもなく少ない」のが現状です。

つくも
つくも

障害の中でも「精神障害と発達障害」への理解は未だに深まっていないからな。面接の時点で切り捨てる会社もザラにあるぞ。

 

正社員という立場を失わないために、無理してしまう人もいると思います。

ですが、そのせいで精神に負担がかかってしまえば、症状が悪化することは明白でしょう。

もしそうなってしまえば、辞職することもやむおえなくなり、再び社会復帰するまでに「より多くの時間やお金がかかってしまう」ことになるのです。

 

そこで1度、自分は「本当に正社員になる必要があるのか」をよく考えてみましょう。

ライフスタイルにもよりますが、日本という国ならば「死ぬまで非正規雇用」でも楽しく生きていくことは十分に可能です。

無理をしてまで正社員として働き、精神的に苦しい思いをするくらいならば、「非正規雇用として働く生き方」を視野に入れることをオススメします。

 

実際に私自身も「障害者枠の非正規雇用」として働く道を選びました。

当然ながら、一般的な正社員よりも給与は低いほうですが、特にこれといった不自由はありません。

正社員よりも気軽な立場で働くことができるため、プレッシャーやストレスもほとんど無く、「安定した精神状態」で楽しく過ごせています。

つくも
つくも

ミニマリズムなどのライフスタイルを取り入れているおかげで、節約とか意識していないのに「毎月7~9万円ほどの貯金」も無理なくできてるぞ(笑)

 

正社員になることよりも、「自分のメンタルを優先する」こと。

そうしないと今よりも症状が悪化して、社会復帰がさらに遠のいてしまうかもしれません。

自分のメンタルを第一に考え、「本当に正社員にこだわる必要があるのか」をよく検討してみましょう。

 

ということで、1つ目は「自分のメンタルを優先する」でした。

ちなみに「非正規雇用で生きる上で役立ちそうな記事」をいくつか書いているので、興味があれば参考にしてください▼

 

2:自分の今現在を優先する

2つ目は、「自分の今現在を優先する」です。

将来のことを考え、正社員を目指すのは良いことだとは思います。

しかし、先のことを優先するあまりに「今の自分を苦しめて」しまっては、精神状態は悪化してしまうでしょう。

 

  • 正社員として採用してもらえない
  • 正社員になれなかったらどうしよう
  • 正社員じゃないと将来が不安になる

など、正社員になることばかりを考えていると、徐々に焦燥感に駆られていきます。

不安な思いを抱えながら面接に挑み、不採用通知によってメンタルが削られ、上手くいかない人生を悲観的に捉えてしまう。

そうなってしまえば、精神面にネガティブな感情が大きく作用してしまい、精神疾患は「今よりもさらに根深くて回復しづらいもの」になるのです。

つくも
つくも

焦るあまりに「自分の心を忘れてしまう」のは危険だぞ。

 

また、正社員になれたとしても、先のことをばかり考えていては「必ず病んで」いきます。

「せっかく正社員になれたんだから頑張らないと……!」と、自分に合わない職場環境や仕事内容であっても、無理をしてまで正社員でい続けようとしてしまう。

そんなことをすれば、耐えきれないストレスに精神が押しつぶされていき、まともに「働くことすらできない状態にまで落ちてしまう」ことにもなりかねません。

 

将来が心配なのはわかりますが、大事なのは「今現在をしっかりと生きること」です。

先のことを考えすぎるあまり、今現在の自分を苦しめてしまっては「生きている意味」がありません。

正社員であることが自分に向いていないなら、無理をしてまでそれにこだわるよりも、精神面の安定を考慮して「非正規雇用で働く」というのも悪い選択ではないと思います。

つくも
つくも

苦しんで正社員になるくらいなら、非正規で心穏やかに生きるべきだ。

 

私も正社員には向いていないので、この先もずっと非正規雇用で働くつもりです。

正社員としての勧誘を受けたこともありましたが、先のことよりも「今現在の自分を優先」し、丁重にお断りしました(笑)

将来に対する不安をゼロにすることは難しいですが、無理をしてまで正社員にこだわって精神状態が悪化するよりも、「今現在の自分を優先しているほうが生きていて楽しい」と感じることが出来ています。

 

正社員になることよりも、「今現在の自分を優先する」こと。

そうしないとメンタルは確実に壊れていき、今よりもさらに悲惨なことになりかねません。

今現在の自分のことを第一に考え、決して無理をしない範囲で、自分に合う雇用形態や労働環境で働くようにしましょう。

 

ということで、2つ目は「自分の今現在を優先する」でした。

ちなみに「私が正社員の誘いを断った詳細な理由」については、別の記事で書いているので参考にどうぞ▼

 

3:自分の思いを優先する

3つ目は、「自分の思いを優先する」です。

世間体を気にして正社員を目指す人は、世の中に割と多いと思います。

しかし、社会や世間という「他者の価値観で自分の立場を決めてしまう」と、必ず無理をしなければならない場面がやってくるため、精神には大きな負荷がかかってしまいます。

 

  • いつまでも非正規だと恥ずかしい
  • 正社員じゃないとバカにされる
  • 正社員じゃないと世間から白い目で見られている気がする

など、社会や世間からの評価に怯えてしまう気持ちはわかります。

ですが、自分の思いよりも「他者からどう思われるか」で物事を判断すると、自分が望んでいないことを無理して続ける必要が出てしまうのです。

「本当は精神的にツラいけど 世間体が気になるから正社員にこだわる」という思いを抱えたまま生きていては、メンタルはさらに病んでいくことになるでしょう。

 

社会や世間よりも、自分の思いを優先すること。

他者からどのように思われるのかは気になるかもしれませんが、自分の立場(雇用形態など)は「自分の思いで判断して決めるべき」です。

正社員であることが望ましいならばそうすればいいし、非正規雇用が適していると思うなら非正規で働く、という選択をしたほうが「精神にストレスのかかりにくい生き方」ができるでしょう。

つくも
つくも

人生は自分が主人公なんだから、自分の意思で生きろよ。

 

非正規雇用であっても、自分が「納得している」なら問題はありません。

他者からどう評価されても、自分で選んだ立場が「精神的に生きやすい」と感じる以上、それは「自分に合った生き方である」と胸を張るべきです。

人生は自分の意思で決めて歩むものであり、社会や世間という「他者の価値観や意見に左右されて歩むものではない」ということを理解しましょう。

 

私の場合は、元から世間体などを気にしない性格でした(笑)

なので、今までの人生で「正社員になろうと思ったこと」は1度もありません。

特に非正規雇用であることを恥じることもなく、むしろ「自分に合っている最高の生き方だなぁ」とすら感じているため、精神状態はとても良好ですよ。

 

正社員になることよりも、「自分の思いを優先する」こと。

そうしないと、社会や世間という他者に流され、無理をしてしまう生き方を送る羽目になります。

世間体などを気にすることはやめて、「自分がどうしたいのか、自分に合っているのはどんな生き方なのか」をよく考えてみましょう。

 

ということで、3つ目は「自分の思いを優先する」でした。

 

以上が、「精神障害者が語る「正社員になること」よりも優先すべきこと」になります。

 

精神障害者にとって、正社員になることが必ずしも良いことであるとは限らない。

ということは今まで話した通りですが、では「正社員にならずに生きる」にはどうすればいいのか。

続いてはそれについて話していきます▼

精神障害者が「正社員にならずに」生きていくには?

結論からいうと以下のとおりです▼

  • ライフスタイルを変える
  • 一般的な価値観を捨てる
  • 身軽な立場を利用する
  • 小さな稼ぎを積み重ねる

順番に解説していきます▼

1:ライフスタイルを変える

1つ目は、「ライフスタイルを変える」です。

非正規労働者として生きるには、一般的な生活だと少し苦労するかもしれません。

しかし、しっかりとライフスタイルを見直せば、収入の低い非正規労働者でも「楽しい人生を送ること」は十分に可能です。

 

実際に私が行っているライフスタイルは、以下の3つになります▼

  • ミニマリズム
  • モンクモード
  • ワークアウト

ミニマリズムは「必要最低限のものだけで生活できるスキル」が培われ、モンクモードでは「欲望と感情のコントロールを制御するスキル」が養われ、ワークアウトでは「身体と精神の基礎体力向上と健康状態の維持」が出来るようになります。

 

詳しくは『弱者男性が人生を豊かにするためのライフスタイル』という記事で解説しているので、そちらをご参照ください▼

 

ということで、1つ目は「ライフスタイルを変える」でした。

 

2:一般的な価値観を捨てる

2つ目は、「一般的な価値観を捨てる」です。

恋愛・結婚をして家族を作る、車やマイホームをローンで購入するといった「一般的な価値観」はなるべく捨てましょう。

非正規は収入が低い傾向にあるので、一般的な価値観で人生を歩もうとすると、「必ずどこかのタイミングで行き詰まる」ことになってしまうからです。

 

  • 恋愛・結婚をする
  • 子供を作って育てる
  • マイホームを購入する
  • いっぱい働いてお金を稼ぐ
  • 休日は友達と遊ぶ
  • 冠婚葬祭に参加する

など、一般的とされるであろう価値観は「大体において時間とお金」がかかります。

正社員ではなく非正規労働者として生きていくならば、出来る限り、節約したほうがよいので「一般的な価値観は避けるべき」というわけです。

 

参考になるであろう記事がいくつかあるので、ピックアップしておきます▼

一般的な価値観を避ける生き方は「我慢の多い人生になりがち」ですが、視点や考え方を変えてみれば、「死ぬまで楽しく過ごす」ことは全然できますよ。

 

ということで、2つ目は「一般的な価値観を捨てる」でした。

 

3:小さな稼ぎを積み重ねる

3つ目は、「小さな稼ぎを積み重ねる」です。

非正規労働者は正社員に比べて気楽な立場ですが、やはり「収入が低いことが一番のネック」と言えます。

なので、会社からの収入以外に別の収入源を作り、「全体収入の底上げを狙ってみる」ことにしましょう。

 

とはいえ、ダブルワークはやめておいたほうが無難です。

非正規の仕事を2つ以上掛け持ちするのは「健常者でも割とキツい」ので、精神障害者だと「メンタルが崩れてしまう可能性」が大きいのです。

そこで私個人としては、非正規の仕事を増やすのではなく、「自分で仕事を作ってしまう」ことをオススメします。

 

自分の「得意なことを収入に結び付けていく」感じです。

  • 絵を描くこと
  • 文章を書くこと
  • 写真や動画を撮ること
  • 料理を作ること
  • 体を動かすこと
  • ゲームで遊ぶこと

など、考え方次第では「どんなことでも仕事にすること」ができます。

作った作品を販売するとか、手順や方法をレクチャーしてあげるとか、出来ない人の代わりに作ってあげる等、現代は様々なプラットホームがあるので「あとは実際に行動するのみ」です。

つくも
つくも

ちなみに私は芸術家として活動しており、作品の制作と販売を副業にしているぞ。

 

大きく稼げなくても、それが積み重なれば「大きな資産」になります。

この場合の資産とはお金のことだけではなく、「関係性や信頼性、自分の仕事に対しての客観的な評価」などです。

雇われるだけの仕事だとお金を稼ぐことしかできませんが、自分で仕事を作ると、「自分自身が資産となりうる存在」へと変わることができます。

 

非正規労働者として生きるなら、身軽な立場を利用して行動してみましょう。

ということで、3つ目は「小さな稼ぎを積み重ねる」でした。

 

以上が、精神障害者が「正社員にならずに生きていく上でのアドバイス」になります。

まとめ

それでは、記事のまとめです。

ここまでの内容を軽く振り返って、終わりたいと思います。

 

「精神障害者が語る「正社員になること」よりも優先すべきこと」は、以下のとおり▼

  • 自分のメンタルを優先する
  • 自分の今現在を優先する
  • 自分の思いを優先する

以上になります。

 

精神障害者にとって、正社員になることが必ずしも最善とは限りません。

障害者という立場上、将来のことを考えて正規雇用を目指したくなる気持ちはわかります。

しかし、不安や焦燥感に駆られて自分の精神を蔑ろにしてしまっては、ますます症状が悪化していくばかりでしょう。

 

1人の人間が生きていくには、非正規雇用でも十分です。

ライフスタイルや物事に対する価値観を見直すことができれば、収入が低くても「楽しい人生を送ることは可能」です。

無理をしてまで正社員になるよりも、気楽な非正規雇用で働きつつ、安定したメンタルが保てるように工夫しながら暮らすほうが「幸福度は高い」と言えます。

 

不安や焦る気持ちもわかりますが、先のことではなく、「今の自分のメンタルを守って」ください。

精神障害者が目指すべきは、「心穏やかに過ごせる今日という1日」を積み重ねることなのです。

 

ここまで長々と見てくださって、ありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう。

(`・ω・´)< 記事の拡散をたのむぜ!

この記事を書いた人
つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

両親が亡くなったあと、自殺する予定で生活しています。

ご依頼・ご連絡は当ブログの「お問い合わせ」からお願いいたします。

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