上記のような悩みにお答えします。
結論からいうと以下のとおりです▼
- 食費が増えてしまうから
- ポケットに物を入れる必要があるから
- 外出先で荷物が出たときに困るから
以上が、「ミニマリストの私が手ぶら通勤をやめた理由」になります。
手ぶら通勤は、身軽で快適な通勤スタイルです。
とはいえ、誰にでもオススメできるものではありません。
「ミニマリストっぽいから」という憧れのような理由で、手ぶら通勤してしまうと、逆に今よりも不便な生活になる可能性もあるのです。
この記事では、
- ミニマリストの私が手ぶら通勤をやめた理由
- ミニマリストでもカバンは持っていたほうがいいワケ
について、実体験をもとに解説していきます。
ミニマリストの私が手ぶら通勤をやめた理由
結論からいうと以下のとおりです▼
- 食費が増えてしまうから
- ポケットに物を入れる必要があるから
- 外出先で荷物が出たときに困るから
順番に解説していきます▼
1:食費が増えてしまうから
1つ目は、「食費が増えてしまうから」です。
手ぶらで通勤すると、お弁当や水筒を持参することができません。
そのせいで昼食を買う必要が出てしまい、食費が増えたため、私は手ぶら通勤をやめました。
近くにスーパーやドラッグストアがあれば、比較的安く買うことは可能。
ですが、コンビニや自販機しかない場合だと、結構な金額になります。
「パン1個だけ」とかならまだいいかもしれませんが、それなりに「栄養のことを考えた食事」を意識すると、少なくとも500~1000円くらいにはなりますね。
- 1日500円の場合
=500(円)×20(日)=10000 - 1日700円の場合
=700(円)×20(日)=14000 - 1日1000円の場合
=1000(円)×20(日)=20000
1ヶ月単位ならギリ許容範囲かもですが、年間で計算すると「痛い出費」です。
また、暑い季節には「飲料代」が増えるし、寒い季節には「温かいもの」が欲しくなるので、さらに出費は増えることに……。
私もミニマリストになり始めた頃は、手ぶら通勤をしていました。
それまではカバンを持って通勤していたので、手ぶらであることの「身軽さと快適さ」に驚きましたね(笑)
しかし、しばらく続けているうちに「前よりも買い物すること増えてんなぁ」と思うようになります。
カバンを持っていた時は、お弁当と水筒を必ず持参していました。
それが手ぶらになったことで出来なくなったので、当然、ご飯も飲み物も買うことになります。
カバン通勤の時は「月4000円」ぐらいだった昼食代が、なんと「15000円」くらいにまで上がってしまったのです。
年間で考えると「約5万」で済んでいたのに、手ぶらにしたことで「約18万」もかかるようになった。手ぶら通勤のデメリットでかすぎだろ…。
正直、手ぶら通勤は、
- 収入が高いタイプ
- お金に余裕があるタイプ
- お金よりも身軽さを優先するタイプ
など、基本的に「リッチなミニマリスト」にしかできない通勤スタイルだと思います。
私のような「非正規労働者の弱者男性」がやってしまうと、さらなる貧困状態へと落ちていくのでオススメできません(笑)
手ぶら通勤は「身軽で快適な通勤スタイル」であることは確かです。
しかし、そのためにお金を払う価値はあるのかというと、私は無しって感じですね。
身軽という状態を「月額いくらかで購入している」ような、一種のサブスク感があって、なんか無駄な気がしてしまいますから(笑)
ということで、1つ目は「食費が増えてしまうから」でした。
2:ポケットに物を入れる必要があるから
2つ目は、「ポケットに物を入れる必要があるから」です。
手ぶら通勤だとカバンが無いので、持ち物は服のポケットに入れることになります。
しかし、私は昔から「ポケットに物を入れた時の異物感が苦手」だったので、手ぶら通勤をやめました。
どんなに持ち物を最小限に抑えても、
- スマホ
- 家のカギ
この2つは必要になります。
「これぐらいポケットに入れても大丈夫でしょ」って感じですが、個人的には結構なストレスになるんですよね(笑)
スマホが体に張り付いている感覚、カギの硬さを肌で感じる感覚が「気になってしまう」のよな。
また、ポケットはカバンに比べて「セキュリティ面が弱い」と思います。
大丈夫だとわかっていても、なにかの拍子で「ポロっ」と落ちてしまいそうな気がする。
そのせいで、歩いている時はずーっと「意識がポケットに向いてしまう」ので、危ないんですよ(笑)
私が手ぶら通勤していた時は、
- スマホ
- 家のカギ
- ワイヤレスイヤホン
これらをポケットに入れていました。
最初の頃は、手ぶら通勤の「快適さに興奮していた」ので気にならなかったのですが、慣れてくるとダメでしたね(笑)
特にワイヤレスイヤホンは高いやつだから、ポケットから落ちそうでめっちゃドキドキしながら通勤してたわ。
さらに、ポケットに物を入れていると「見た目が悪く」なります。
ポケットが「もっこり」としてしまい、服装が少し乱れてしまうんですよ。
やはり、ポケットはあくまでも「飾り」であって、持ち物はカバンに入れるべきだなぁと思いました。
手ぶら通勤は確かに快適です。
ですが、個人的にはポケットに物を入れた時の異物感が気になってしまう。
セキュリティ的な意味でもカバンに入れたほうが安全だし、服装も乱れずに済むので、私は手ぶら通勤をやめました。
ということで、2つ目は「ポケットに物を入れる必要があるから」でした。
3:外出先で荷物が出たときに困るから
3つ目は、「外出先で荷物が出たときに困るから」です。
手ぶら通勤だとカバンが無いため、外出先で荷物が出ると持って帰るのに苦労します。
職場の人からお土産をもらったり、資料を持ち帰る必要があっても、抱えるしかありません(笑)
制服があるのような職場の場合だと、それを持ち帰る必要もある。
そのため、「小さいエコバッグを用意しておく」などの対応をしても、サイズ的に入らないという事態に。
私の場合、秋冬なら通勤のときに制服を着ていってしまいますが、夏場はさすがにキツいので、通勤時にはどうしても「持ち運ぶためのバック」が必要になるのです。
また、仕事帰りに買い物をする時にもカバンが無いと困ります。
基本的に買い物は週末にするようにしていますが、たまに足りないものが出たとき、仕事帰りに買って帰ることがあります。
そのさい、カバンが無いとレジ袋を購入しないといけなくなるし、買うものが多い時にはカバンのほうがたくさん入るので便利です。
私はリュックタイプのカバンなので、荷物を「背中に背負える」というのもめちゃくちゃ楽チンでいいぞ。
手ぶら通勤は快適ですが、いざという時に困ることが多々あります。
痒い所に手が届かない感じというか、「やっぱりカバンあったほうが便利じゃん」って思っちゃうんですよね(笑)
ということで、3つ目は「外出先で荷物が出たときに困るから」でした。
以上が、「ミニマリストの私が手ぶら通勤をやめた理由」になります。
手ぶら通勤にはメリットもありますが、当然、デメリットもあるわけでして。
少なくとも私には「デメリットのほうが大きく感じた」ので、手ぶら通勤をすることはもう無いと思います(笑)
では、最後に「ミニマリストでもカバンは持ったほうがいいよね」というお話をして終わります▼
ミニマリストでもカバンは持ったほうがいいと思う
私は「約半年ほど」手ぶら通勤をしていました。
もうやめてしまいましたが、結果として「やっぱりカバンは持ったほうがいい」と結論に。
身軽さを重視しすぎて「カバンを持つこと」を拒否したいミニマリストって多い気がします。
特にミニマリストへの憧れが強すぎるタイプの人なんかは、
みたいなことを心の中で思っているはずです(笑)
ですが、そうゆう自意識的なものを取り除いたうえで考えると、
ってことに気が付くと思うんですよね。
お弁当や水筒を持参できるのは大きい
カバンを持つことの1番のメリットは、お弁当や水筒を持参できること。
外で買う必要が無くなるので節約にもなるし、
- 弁当を作るための料理スキルが上達する
- 手早く作るための時短テクが身に付く
などの副次的な効果も期待できます。
料理スキルが上がると「自炊するのが当たり前」になるから、節約効果が2倍、3倍…と増えていくぞ。
それに、売っているものから選ぶのではなく、「自分の好きな食べ物・飲み物」を摂れるのは、仕事のやる気にもつながりますしね。
また、私のように筋トレをしていて、栄養を考えている人にとっても「自分で作ったほうが栄養バランスのコントロールがしやすい」というのも利点でしょう。
リュック通勤ならトレーニングにもなる
これは筋トレを趣味にしている私ならではの視点ですが、カバンを持つと「トレーニングになる」と思います。
ある程度重量のあるカバンを持って、徒歩通勤すると、有酸素運動と筋トレの効果がある「ラッキング」というトレーニングをしているような状態になるからです。
- 筋力の向上
- 心肺機能の向上
- 運動機能の向上
- 睡眠の質が向上
- メンタルが安定する
など、手ぶら通勤の時よりも「健康的になれるメリット」を多く得ることができます。
まあ、本格的なラッキングはもっと高重量なカバンを持つけど、まったく負荷(荷物)が無いよりは幾分か鍛えられるぞ。
普段から運動をしているミニマリストならば、手ぶら通勤でも問題ないかもしれない。
ですが、あまり運動していないミニマリストが手ぶら通勤をすると、「カバンの分の負荷が無い」ため、筋力や心肺機能を鍛えることはできません。
衰えていくことはないにしても、現状より少し良くなる程度なので、筋力や心肺機能は「老化と共に徐々に下降していく」ことになります。
なので、運動する習慣がないミニマリストは「カバンを持って通勤したほうがいい」と思います。
通勤しながら運動にもなるし、お弁当や水筒を持参できて節約効果もあるしで、無駄を嫌うミニマリストとしては「最善の選択」だと思うのですが、いかがでしょうか(笑)
まとめ
それでは、記事のまとめです。
ここまでの内容を軽く振り返って、終わりたいと思います。
「ミニマリストの私が手ぶら通勤をやめた理由」は、以下のとおり▼
- 食費が増えてしまうから
- ポケットに物を入れる必要があるから
- 外出先で荷物が出たときに困るから
以上になります。
手ぶら通勤は、身軽で快適な通勤スタイルです。
とはいえ、誰にでもオススメできるものではありません。
「ミニマリストっぽいから」という憧れのような理由で、手ぶら通勤してしまうと、逆に今よりも不便な生活になる可能性もあるのです。
少なくとも私のような低所得の弱者男性には、デメリットのほうが大きいスタイルでしたね(笑)
これからも通勤はカバンを持っていきたいと思います。
ここまで長々と見てくださって、ありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
(`・ω・´)< 記事の拡散をたのむぜ!