弱者男性が「ただの甘え」とは言えない4つのパターン【実情を理解できねぇなら黙ってろ】

  • 弱者男性は「ただの甘え」なのか?
  • 弱者男性は「努力をしない怠惰な人間」なのか?
  • 弱者的な立場にいるのは「自己責任」なのか?

以上のような疑問にお答えします。

 

結論からいうと以下のとおりです▼

  • 学生時代にイジメを受けているパターン
  • 障害(精神/発達/知的)を抱えているパターン
  • 問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン
  • 家族に要介護者がいるパターン

以上が、「弱者男性がただの甘えとは言えないパターン」になります。

 

弱者男性でいることは、「ただの甘え」ではありません。

確かに自分の置かれている状況を変えようとせず、不平不満を言うだけの甘ちゃん野郎もいます。

ですが、自分の意思とは何ら関係なく「不運にも弱者的な立場」に落ちてしまった弱者男性も数多くいるのです。

 

この記事では、

  • 弱者男性がただの甘えとは言えないパターン

について解説していきます。

これを読めば、弱者男性が「ただの甘えでない実情」というものがわかるはずです。

この記事を書いた人
つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

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弱者男性が「ただの甘え」とは言えないパターン

結論からいうと以下のとおりです▼

  • 学生時代にイジメを受けているパターン
  • 障害(精神/発達/知的)を抱えているパターン
  • 問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン
  • 家族に要介護者がいるパターン

順番に解説していきます▼

1:学生時代にイジメを受けているパターン

1つ目は、「学生時代にイジメを受けているパターン」です。

学生時代にイジメられていたことがある弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

イジメが原因で「内向的な性格」になったり、「人との交流を避ける」ようになるからです。

 

イジメを受けると、高確率で内向的な性格になる。

暴言や暴力によって萎縮してしまい、人に対して恐怖心や不快感を抱くようになります。

社会生活において内向的であることは、なかなか生きづらい場面が多いため、「自然と弱者的な立場へと落ちていきやすい」わけです。

 

行動意欲が低下して、リスクのある決断ができなくなる。

イジメのせいで、人に対して苦手意識が埋め込まれてしまうと、「行動意欲が低下」します。

それにより、コミュニケーション能力も上がらず、社会性や協調性を十分に育てることもできないまま大人になってしまうのです。

また、人生には「リスクのある決断」をしなければならない時がありますが、内向的な性格のせいで「リスクを避けて現状維持をする」という消極的な判断を下しがちになります。

つくも
つくも

現状維持は良さそうに思えるけど、実は「緩やかに下降」しているんだよなぁ。

 

私も学生時代にイジメを受けていました。

毎日のように暴言と暴力を受けていたこと、教師に相談しても真面目に対応してくれなかったこと等を経験し、人間に対して「強い苦手意識と嫌悪感」を持つようになります。

そのため、コミュニケーション能力は皆無ですし、社会性や協調性はゼロに等しいレベルのまま大人になってしまいました。

成長した現在でも「人間に対してはトラウマ」を持っており、「関わると不幸な目に遭わされる」と考えているため、可能な限り人間とは関わらないようにしながら生きています。

つくも
つくも

人間と関わらない人生だから、友達も恋人も出来たことが無い。正社員という重たい責任の伴う立場も回避してしまうため、未だに非正規労働者で低収入という「見事なまでの弱者男性っぷり」だぞ(笑)

 

イジメによって内向的な性格になり、人を信じられなくなって、精神に深い傷を作る。

それが原因で、コミュ力や社会性・協調性を育てられず、弱者的な立場へと落ちていく。

これは明らかに「イジメという外的な要因」のせいで、弱者男性になってしまったと言えます。

 

そのため、学生時代にイジメを受けている弱者男性は、ただの甘えではありません。

イジメという暴力行為を受けたことによる「後遺症」なのです。

 

ということで、1つ目は「学生時代にイジメを受けているパターン」でした。

 

2:障害(精神/発達/知的)を抱えているパターン

2つ目は、「障害を抱えているパターン」です。

障害を抱えている弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

障害があると、日常生活への支障はもちろんのこと、就職面や恋愛面でも「圧倒的に不利な立場」になるからです。

 

  • 精神障害
  • 発達障害
  • 知的障害

特に上記3つの障害は、ほとんど人々から「疎まれる存在」です。

身体障害の場合だと、欠陥があるのは「肉体のみ」なので、健常者と同等の扱いを受けられることが多い。

しかし、精神障害や発達障害は「内面に欠陥がある」ため、非常に扱いづらくて面倒くさいので、世間の人たちは「できる限り関わりたくない」と考えます。

 

まともな職に就くのも困難。

内面に欠陥を持つ障害者を雇用することは、会社側にもリスクが発生します。

身体障害なら精神も知能も「健常者と同じ」なので問題ありませんが、精神や発達だと「労働力として期待できない」と判断されやすいのです。

つくも
つくも

そのうえ、なにか問題を起こされてしまう可能性もあるから、「できれば雇用したくない」というのがほとんどの会社の本音なんだよなぁ。

 

恋愛においても、障害者は「圧倒的に不利」です。

よほどの物好きではない限り、障害者を恋愛対象として見ることは基本的にありません。

  • 障害への対応が面倒くさい
  • 低収入で将来が不安になる
  • 症状が悪化したら介護する必要があるかも

などの不安要素が考えられるため、パートナーとして選ばれる可能性は限りなくゼロです。

 

障害者であっても、女性ならば需要はあります。

「か弱い」というイメージを持つ女性性なら、いわゆる「理解のある彼くん」という存在を見つけやすいからです。

しかし、男性だと「頼りがいがある」ことが評価基準に入っているため、障害者のような「社会的弱者」に需要はありません。

つくも
つくも

金持ちやイケメンですら、障害があると恋愛では不利なのに、フツメン以下の男が障害者だったらまず可能性はゼロだぞ(笑)

 

障害を抱えていると、あらゆる面で不利な立場になります。

労働力としても期待されないし、パートナーとしても求められないからです。

そのため、「低収入で恋人もいない」という弱者男性が出来上がるわけです。

 

障害は明らかに本人のせいではなく、不運にも発症してしまったもの。

つまり、障害を抱えている弱者男性は、ただの甘えではないと言えます。

 

ということで、2つ目は「障害を抱えているパターン」でした。

 

3:問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン

3つ目は、「問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン」です。

貧困や虐待など、問題がある家庭環境で生まれ育った弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

どんな家庭に生まれるのかを選ぶことは出来ないし、子供である以上、自分の意思で環境を変えることは不可能だからです。

 

  • 貧困
  • 虐待
  • ネグレクト

これらの環境下で生まれ育った人間は、高確率で弱者男性になります。

一般的な家庭に比べ、知能や教養に差が生じやすかったり、人格形成や精神的な成長への悪影響があることで「弱者的な立場」になりやすいわけです。

 

貧困がゆえに「満足のいく教育」が受けられない。

貧困家庭の場合は塾に通うことも難しく、「親にも学が無い」ことが多いため、家庭で勉強を教えてもらうこともありません。

また、親が勉強に対してうるさく指導するタイプではないと、子供も自分から進んで勉強しようとする気が起きないので「学力は低いまま」となります。

つくも
つくも

高校に入っても「家計を支えるためにバイトする」など、勉強している暇が無い状況になるパターンもあるよな。

 

虐待やネグレクトを受けると「人格や性格が歪む」。

子供の頃から親の愛情を感じることなく育つと、社会不適合な人間になりやすいです。

他人の気持ちが理解できなかったり、協調性が無くてチームワークを乱したり等、人間社会で生きていくために必要な能力が育たないまま大人になってしまいます。

中には「攻撃的な性格」に育ってしまい、何かしらの犯罪を起こしてしまうパターンも多くみられますね。

 

子供は「生まれてくる家庭を選ぶこと」はできません。

どんな両親のもとに生まれるのかは「完全に運次第」という、いわゆる「親ガチャ」ってやつですね。

まともな家庭に生まれればいいのですが、不運にも「問題のある家庭」に生まれてしまうと、高確率で「弱者男性ルート」に入ってしまうのです。

つくも
つくも

自分が弱者男性であることを「親のせい」にするつもりは無いにしても、やはり、育ってきた家庭環境の影響を無視することは出来ないんだよなぁ

 

そのため、問題のある家庭で生まれ育った弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

反抗することもできず、自ら環境を変えることもできない子供時代に「不遇な経験」をしたことが、弱者男性になってしまった原因としての可能性が高いからです。

 

ということで、3つ目は「問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン」でした。

 

4:家族に要介護者がいるパターン

4つ目は、「家族に要介護者がいるパターン」です。

家族に病人や障害者などの「要介護者」がいる弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

介護をするために仕事の時間を短くしたり、多額の介護費や医療費を必要とするためです。

 

介護をするためには、労働時間を短くする必要があります。

お金に余裕があるならば、訪問介護やデイサービスなどを活用できますが、余裕が無い場合は「自分で介護をする」しかない。

そうなると、フルタイムで働くことは難しくなるため、収入が下がってでも労働時間を短くしなければならないのです。

つくも
つくも

身の回りのことができないレベルの介護者だと、なるべく付きっ切りで見ていないと危ないからな。

 

また、介護費や医療費などのお金もかかってしまいます。

労働時間を短くしたせいで収入が下がったにもかかわらず、出費は増えるわけです。

時間的にも、精神的にも、金銭的にも身動きが取れなくなる状況になるため、弱者的な立場に落ちていくのは必然と言えるでしょう。

 

さらに、家族に要介護者がいると、

  • 面接で「十分な労働力になる」とみなされず、就職が不利になる
  • 相手に「自分も介護させられる」と思われて、恋愛が不利になる
  • 身動きが取れなくなって、自分の置かれた状況を変える行動ができない
  • 介護によるストレスのせいで精神障害を発症しやすくなる

など、要介護者の存在は、「様々な面で」弱者的な立場に落ちる要因となりえるのです。

つくも
つくも

要介護者のこと悪く言うつもりは無いが、はっきり言ってしまうと「足手まとい」であることは確かだろう。家族だから助けてやりたい気持ちはあるけど、自分も一緒に弱者的な立場に落ちていきたくはないからな。

 

以上のことから、家族に要介護者がいる弱者男性は、ただの甘えとは言えません。

自分の身を犠牲にしてでも助けなければならない存在がいるため、仕方なく弱者的な立場に落ちざるおえなかった「悲しい善人」なのです。

 

ということで、4つ目は「家族に要介護者がいるパターン」でした。

 

以上が、「弱者男性がただの甘えではないと言えるパターン」となります。

弱者男性に「甘え」というのは ただの暴力行為

確かに弱者男性の中には、現状を変えようともしないで「ただ不平不満を言うだけのクソ野郎」もいます。

そうゆうやつらは「ただの甘え」と言われても仕方がないでしょう。

ただ、本人の意思とは何ら関係なく、不運にも「弱者的な立場に落ちていく列車に乗せられてしまった」弱者男性も数多くいるのです。

 

そんな彼らに対してまで、

  • お前は甘えているだけだ!
  • 努力しないのが悪い!
  • 自己責任だろ(笑)

などと言い放つのは、あまりにも残酷すぎます。

他人事だからといって、「言っていいことと悪いことの区別」ぐらいつけるべきではないでしょうか。

つくも
つくも

特にネット上で発言している奴らは「ネットなら何を言っても許される」ことをいいことに、「弱者男性の実情もロクに知らないままで偉そうに知ったような口をきく」から、非常にたちが悪いんだよな(笑)

 

「ただの甘え」とか「努力が足りない」と、簡単に口にしますが、

個々人にはそれぞれ事情というものがある、ということを忘れていると思います。

すべての弱者男性を「ただの甘え」と決めつけるのは、「個々人の事情をガン無視して一方的に主張を押し付ける暴力行為」だと自覚してほしいですね。

 

などと言ったところで、無駄なことはわかっています(笑)

ネット上で発言するほとんどの人たちは、自らの発言に責任を持ちませんから。

匿名であることをいいことに「無責任で適当なことしか言わない」し、都合が悪くなれば「無かったことにする」という習性がありますもんね。

 

そのうえ、「人の話を聞かず、自分たちの考えこそが正しい」と思い込んでいる始末。

そんなネット上の人たちに「弱者男性の実情をきちんと理解してほしい」と言ったところで、素直に聞き入れてくれるはずがありません。

性格がねじ曲がり、弱者男性のような「社会的に弱い存在」を平気でサンドバックにするほど、性根が腐りきっているわけですし。

つくも
つくも

ネット上って「人間性のヤバい奴ら」多くね?

 

弱者男性の実情を理解できない、もしくはする気が無いんだったら、口を開くべきではありません。

誰が甘えている弱者男性で、誰が甘えていない弱者男性なのかの区別ができないなら、「ただの甘え」だの「努力が足りない」だのと、偉そうに言う資格なんて無いと思います。

 

これ以上、弱者男性をイラつかせて「無敵の人を量産」したくなかったら、

うん、まあ、……

 

黙ってろ

 

って感じですね(笑)

 

まとめ

それでは、記事のまとめです。

ここまでの内容を軽く振り返って、終わりたいと思います。

 

「弱者男性がただの甘えとは言えないパターン」は、以下のとおり▼

  • 学生時代にイジメを受けているパターン
  • 障害(精神/発達/知的)を抱えているパターン
  • 問題のある家庭環境で生まれ育ったパターン
  • 家族に要介護者がいるパターン

以上になります。

 

弱者男性は「ただの甘え」ではありません。

中には本当に甘えているだけのやつもいますが、不運にも弱者的な立場になってしまった弱者男性もいるのです。

その実情、個々人が抱えている事情というものを理解してほしいと思うのですが、まあ無理でしょうね。

 

とはいえ、弱者男性諸君は「今日も懸命に生きている」ということに自信を持ってほしいと思います。

 

ここまで長々と見てくださって、ありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう。

(`・ω・´)< 記事の拡散をたのむぜ!

この記事を書いた人
つくも

日本一の弱者男性、ミニマリスト、人形作家、ライターとして活動。

30代中卒で 精神障害持ちの非正規労働者が本業です(笑)

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